芝を育てているときに、キノコが生えていたことはありませんか?
特に湿気が強くじめじめした時には芝に限らず色々なところでキノコが生えますが、芝に生えていた時には注意しましょう。
その理由は、芝の育成に悪影響を与えるからです。外観からするとキノコが1本生えていたくらいで影響が出るとは思えませんが、キノコが生えることで土壌に悪影響を与えるのです。
キノコは土壌に菌糸体と呼ばれるものを張り巡らします。菌糸体が成長し層を作ってしまうと、土壌の水分や空気のバランスを崩してしまうので、芝が変色することもあります。また、十分な水・空気が得られなくなる芝が枯れてしまうこともあるので、油断はできません。
芝にキノコが生えないようにするには、土壌の通気性をよくするエアレーションが効果的だと言われています。また、キノコを見つけた時にはそのままにしておくのでなく摘んでおきましょう。
キノコは成長が早く、自分で対策していても間に合わないケースもありますので、困った時には芝のプロに相談してみるのも良いでしょう。
きれいな状態を維持するために芝の状態は定期的にチェックしておくとよいでしょう。