芝生が生える環境では、芝生以外の雑草も生えやすい環境が整っています。
どんなに綺麗に整えられた芝生でも、間から雑草が生えていては美観上問題がありますし、本来芝に行くべき栄養や水分が雑草に取られてしまう事から、多くの場合は除草の対象になります。
釜などを用いて除去する他、除草剤を用いて除去する方法もありますが、一歩間違えば芝まで枯らしてしまうだけでなく、周辺土壌の汚染に繋がる可能性がら事から注意しなければいけません。
除草剤には選択性除草剤と非選択性除草剤があります。
選択性除草剤では、芝生には効果がありませんが雑草には効き目があるという薬剤で、芝生でしようする場合は一般的にこちらの薬剤を使用します。
また、除草剤以外にも茎葉処理剤と土壌処理剤と言う薬剤もあります。
茎葉処理剤は、既に生えている雑草に用いられるもので、茎や葉に薬剤を散布し、雑草内にそれらが吸収される事で効果を発揮します。
一方で土壌処理剤は、まだ雑草が生えていない場所で用いるもので、予め雑草が生えることを防ぐものです。
非選択性は勿論、選択性の薬剤であっても土壌中に残留するので、周辺の生態系を乱さないように、使用量は慎重に決められています。