コラム

芝を葉ってヒートアイランド現象

最近都市部で大きな問題になっているものにヒートアイランド現象と言う物があります。
これは都市の中心部の気温が、その他の地域よりも著しく高い現象を指します。
これが発生すると、高温により都市部の生態系が乱れ、また暑さから熱中症になる人数の増加、エアコンの消費電力の増加などが発生し、注目をされています。
特に東京や大阪、名古屋などの大都市圏で問題となっており、その原因がアスファルトとコンクリートに覆われた都市構造にあります。

現代社会はアスファルトで路面を舗装し、コンクリートで出来たビルを沢山建てることで成り立っており、その都市部に緑はありません。
アスファルトもコンクリートも熱を溜め込みやすいものですので、夏は夜間もその熱が下がりません。

それを防止する手段として、近年屋上緑化が注目されていますが、その際に使用されるのが芝生です。

芝生を張ることで、ビルの屋上面の温度上昇を防ぐ事が出来ますし、芝生は光合成を行い二酸化炭素を酸素に変える働きがあるので地球温暖化対策にも適しているとされているからです。
また、芝生がしいてある事により屋上が憩いの場になる事も期待されていて、近年導入されるビルが増えています。

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