コラム

芝をおびやかす害虫

お庭に青々と茂る芝を、危機にさらす害虫がいます。虫によっては葉だけでなく根っこを食べてしまう種類もあり、せっかくお手入れした芝生が傷んでしまうこともあります。突然大発生が起こると、一晩で葉っぱや根っこが食害に遭うこともあるといわれるので、注意が必要です。
スジキリヨトウ、シバツトガ、タマナヤガなど、蛾の幼虫が芝生やその根っこを食べてしまうケースが多いようです。この三種は年に3~5回程度発生するといわれており、タマナヤガの幼虫に至っては「ネキリムシ」と呼ばれることもある悪質なもので、芝への被害は極めて大きいとされます。
シバオサゾウムシという虫は、幼虫のみならず成虫も食害をもたらします。幼虫は芝生の根を、成虫は新芽などの地上部を食い荒らし、暖かい季節に被害が多発します。
ヒメコガネやドウガネブイブイというコガネムシの仲間は、年に一回しか発生しないとされながらも、長期にわたって被害が出る場合があるといいます。ヒメコガネはときに乾燥害のような被害を出すとのこと。どちらも芝生の重要害虫ともいわれています。
土に住む昆虫の代表格であるケラも芝生を傷めますが、主に西洋芝に害をなし、コウライシバにはほとんど影響を与えないそう。しかし、幼虫成虫ともにトンネルを作るため芝の根っこが浮き上がり、食害や乾燥被害によって芝が枯れて死んでしまう例も少なくないとのこと。芝を育て始めたばかりのころに被害に遭うと大変な痛手となります。
害虫発生の初期であれば、芝生用殺虫剤を用いて駆除することができますが、食害を受け続けて痛み、根が死んでしまった芝生は、場合によっては再生不能になることもあるといいます。
芝張りをやりなおす必要のないよう、こまめに芝生をお手入れして、虫害から守ってあげましょう。

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