日本芝はシート状の芝生を植えつけることで芝張りをしていきます。種から育てる方法もありますが、その場合は西洋芝であることが多く、日本芝の場合はほぼシート状のものを植え付けていく方法がとられることが多いです。そのシート状の芝を植えつける芝張りにも方法があり、今回はそれについてご紹介したいと思います。張り方によって育ちが良くなったり、見た目が良くなったりするということはありませんが、芝生が完成するまでの速度が違います。一番早く芝生が完成するのがべた張りという芝張り方法です。一切の隙間をあけずに芝生を敷き詰めます。そこからやや芝生を離したものが目地張りと言い、芝と芝の間をあけて張っていくものです。市松張りは市松模様で芝張りをしていきます。すじ張りは1列ごとに芝張りをしていく方法です。芝を敷き詰めるべた張りのメリットとしては、すぐに芝生が早く仕上がるという点があります。その他の芝張り方法は地面の面積が広く、そこまで芝が育たないといけないので完成までの時間がかかるのです。ただしデメリットがあり、芝のシートを数多く使うという点があります。べた張りが一番芝生のシートを使い、目地張り、市松張り、すじ張りと土の面積が広がっていくのでシートの枚数が少なくなっていくのです。べた張りはやや料金が高くなりますが、シートの数が少なくなるにつれて料金も下がっていきます。どの芝張りを利用するか、ぜひ業者と相談をして決めましょう。