コラム

人工芝の寿命はどれぐらい?天然芝との違いや費用・特徴まとめ

人工芝の寿命はどれぐらい?天然芝との違いや費用・特徴まとめ

庭に緑があると、パッと明るい印象になります。しかしガーデニングは、毎日のお世話に時間をとり、忙しい人やマメな人でないとうまくいきません。

砂利やアスファルトだけでも、デザイン次第ではかっこいいですが、やわらかなイメージを出すならグリーンがほしいです。そこでよく使用されるのが、芝生です。

「芝生もお手入れが必要なのでは…」と思っている方も多いでしょう。じつはお手入れ不要で年中グリーンな芝生もあるのです。それが、人口芝生です。人口芝を庭に取り入れている家庭も、この頃では増えています。

人口芝に興味があってもいまいちどんなものかわからない方もいるでしょう。

天然芝と比べると人工芝はどうなの?すぐにダメになってしまうのでは?といった不安や疑問を解消するため、今回は人工芝について取り上げてみました。

天然芝との違い、耐久年数や特徴についてまとめたので、人工芝が気になっている方はぜひ最後までご覧ください。

 

実は長持ち!人工芝の寿命はおよそ10年

人工芝の寿命は、およそ10年です。高品質で耐久性に優れたものは20年近い続けることもできます。人工芝は、かつてグルフ場やサッカー場といった、スポーツスタジアムでの使用が目立ちましたが、近年では一般家庭や商業施設でも普及しはじめました。

それにともない人工芝の研究開発がされ、スポーツ場とは違うタイプの人工芝も種類豊富に出ています。利用者のニーズに合わせ、耐久性やデザイン、カラーなど種類が増えることで、初心者でも取り入れやすくなっているのです。

人工芝のなかには、素材がよくないものや、使い方次第では2~3年しかもたない商品もあります。人工芝を選ぶときは、素材や耐久性、ケアについても考えた方がよいでしょう。

人工芝の素材は、プラスチックです。そのなかでもポリプロピレンが人工芝として最も古くから使われています。加工がしやすく、適度な耐久性と耐摩擦性があるので、国内でいちばん普及されています。

しかし、近年ポリエチレン素材が浸透しており、こちらの方が耐久性がよいです。とても柔らかい素材で柔軟性に優れているので、ポリエチレンを導入される方も増えています。

歴史の古い素材では、ナイロンもあります。手触りがよく、天然芝によく似た感触がありますが、屋外での耐久性は劣ります。紫外線に弱いため屋内向きです。

ほかにもナイロンとポリエチレンの混合素材などありますが、どの素材にするかは、どこでどのように使用するかで変わります。耐久性と寿命は関係が深く、コストも違ってくるので、導入をするならよく検討して選ぶことが大切です。

 

人工芝と天然芝…どっちがいいの?

人工芝と天然芝…どっちがいいの?

 

天然芝は放置していると草がボーボーになるので、定期的なお手入れが大変そうです。

では人工芝はどうでしょうか?

ここでは人工芝と天然芝、それぞれの特徴についてまとめてみました。

 

【人工芝の特徴】

〇メリット

・お手入れ不要

人工芝の一番のメリットはお手入れいらずで、維持が楽なことです。一年中さわやかなグリーンで、いつでも緑を感じさせてくれるので和みます。

 

・場所を選ばない

日当たりの悪い場所でも、ちょっとしたスペースでもどこでも敷くことができます。

 

・丈夫である

耐久性に優れている素材であれば、多少強く踏んでも大丈夫です。

 

〇デメリット

・初期費用が高い

施工時の材料コストがかかります。素材などにより価格はまちまちですが、天然芝よりはどれも高めです。

 

・季節感がない

一年中同じ景色なため、人工的な見た目感は否めません。

 

・経年劣化

使用年数があがると、芝が寝てしまったり劣化してきます。

 

 

【天然芝の特徴】

〇メリット

・自然である

天然ならではの四季を感じさせてくれます。夏は緑、冬は茶色と自然の色でリラックスできます。

 

・初期費用が安い

初期費用が安価ですみます。最初のコストはなるべく抑えたいと思う方には向いています。

 

〇デメリット

・メンテナンスが必要

草刈りや水やりなどの手間がかかります。

 

・冬は景観が悪い

冬に枯れる芝の場合は、見栄えが悪くなります。

 

・ランニングコストがかかる

きれいな芝生を維持していくためには、芝刈り機や肥料などの維持費がかかります。

 

結局、どちらがよいのかは使用者によります。毎日忙しく、手間をかける時間がない方には人工芝、手間がかかっても自然を感じたい方には天然芝でしょう。

またコストでいうと、初期費用は人工芝の方がかかりますが、維持費では天然芝です。トータルで見ると、どちらもそこまで大きな差がないようです。

 

人工芝の寿命を延ばすにはどうすべき?

せっかく人工芝を敷いたのなら、できるだけよい状態を長く保ちたいです。寿命は10年ですが、お手入れ次第ではもっと長く伸ばすことも可能です。

人工芝の寿命を延ばすコツをお伝えします。

 

人工芝を敷く前に防草シートをあわせて敷く

土の上に人工芝を敷くときは、間から草が生えてこないように、まず除草シートを貼ります。その上から人工芝を敷きましょう。

デコボコした地面は、シートが浮いたりズレたりするので、平らに整地することをおすすめします。

 

丈夫なものを使用する

もともと丈夫な高品質の素材を選ぶことが肝心です。裏生地も厚手でしっかりしたものであるとそれなりに耐久性も上がります。

高品質になれば価格も上がりますが、価格が高ければなんでもよいわけではありません。商品によって、見た目にこだわって作られたものや、熱に強いものなどそれぞれ重点をおいているポイントが違います。丈夫なものを利用するなら、耐久性を重視している商品を選びましょう。

 

定期的にメンテナンスを行う

メンテナンスといっても天然芝のようなお手入れとは違います。人工芝は、よく歩く場所で芝葉が倒れて寝てしまうので、ホウキで履いて葉を立ち上がらせてください。また、ホウキで履くとゴミも取れます。ゴミがつまるとクッション性を損なうので、定期的にホウキや掃除機を使うとよいでしょう。

 

人工芝の上にものを置かない

長時間、重いものを置いておくと芝が寝てしまいクセがついてしまいます。ガーデニングプランターなどは、こまめに置き場所を変えてください。

また車の走行も控えてください。ブレーキなどの圧は、芝葉を痛める原因になります。

 

人工芝を敷くときはプロの力を借りた方が安心

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庭に人工芝を敷くには、まず敷く場所の整地から始まります。DIYでもできますが、やはり完成度が違います。また人工芝の寿命を延ばすなら、きちんとした施工が大切です。

人工芝の施工はけっこうな重労働です。広い面積の場合、ひとりでこなすのはかなり大変な作業です。砂利などを取り除き、除草シートと人工芝を張ります。釘を打ち、水はけのことや排水溝があればちゃんと水が流れるよう計算をしなければいけません。芝の大きさや庭の形に沿って、ハサミやカッターでカットする作業もあります。

プロにまかせれば、下地作りからおこなってくれます。丁寧に草の根を取り除き、丈夫な地盤を作るために、砕石を敷き詰めて機械で踏み固めます。

また人工芝同士の結合部分も不自然さが出ないよう、強力ボンドで密着させ、除草シートの痛みやめくれを防いでくれます。

DIYのよくある失敗例として、隙間から草が生えてきたり、地面がデコボコする転圧ミスが目立ちます。また、地面が平らでないと、つまずきやすく見た目も悪いです。しかし、いちど敷いてしまうと直すのは簡単ではありません。

以上のことから、専門の知識と確かな技術をもつ職人におまかせした方が仕上がりがきれいになるでしょう。

 

まとめ

きれいな庭に憧れ、芝生を作りたいと思う方も多いです。今回は人工芝と天然芝の違いや特徴など解説しました。

それぞれよい面があるため、どちらか優れているということはありません。決め手となるのは、何を重視しているかです。

メンテナンスのことが心配ならば人工芝、とにかく自然にこだわりたいのなら天然芝です。人工芝でも、最近ではリアルな見た目と感触にこだわっている商品もありますが、それ以上に重要なのが耐久性です。人工芝は初期費用が高いため、できる限り長持ちするものを選ばないといけません。

また高い買い物だからこそ、施工はきれいにおこないたいです。しっかりした施工であれば長持ちします。

どのような庭にしたいか、何を目的としているかなどプロに相談すると、イメージどおりのお庭がつくれるでしょう。

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