芝生にも冬に枯れずに1年中緑色のものがあるってご存知でしたか?一般的に暖地型芝と寒地型に分けられますが、暖地型は冬の間に枯れてしまい、寒地型は夏の間に枯れてしまいます。1年中緑色の芝を保つには、同じ場所に暖地型芝と寒地型芝を交代させるオーバーシーディングという方法がとられます。これは暖地型芝を芝付けした上に寒地型芝の種をまくという方法で、そのほかにもトランジションという春に寒地型芝から暖地型芝に移行させるものがあります。1年中緑色の芝を楽しみたいというときはそのような方法を試すと良いかもしれません。
また、芝は手を掛けるほど美しいものになります。種まきや芝張りをしたばかりのときは1日数回こまめに水まきをして、夏の季節は特に多めにかけてあげましょう。水は朝の8時までにするのが理想的です。また、年間を通して施肥や伸びた草をカットする作業や、雑草を抜くことも大切です。病気や害虫にも注意し、薬などを上手に活用しながらお手入れをすると良いでしょう。
これらを参考に1年中緑色の美しい芝にしてみてはいかがでしょうか。