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西洋芝の特徴は、冬でも綺麗な緑色をしている事が挙げられます。
元々日本芝は、冬の間は枯れて茶色く変色してしまうのが欠点でしたが、元々寒冷な地域で生育していた西洋芝は、一年中綺麗な緑色をしているので特に北海道や東北地方で成育が良いです。
しかし、日本芝よりも成長が早いものが多く、メンテナンスは難しい品種が多いです。
また、高温多湿に弱いので特に寒地型の西洋芝は関東以南の地域では育たないとされています。

ここでは西洋芝の代表的なものをご紹介しようと思います。
西洋芝には暖地型と寒地型があり、まずは暖地型です。
暖地型は比較的日本芝に近い性質を持っており、バミューダグラス類とティフトン類、ウィービングラブラグラスなどがあります。
共通しているのは、比較的踏み付けに対して強いという事があり、競技場や公園でも広く使われています。

寒地型の芝にはベントグラス類、ブルーグラス類、フェスク類などがあり、いずれも寒さに強く、冬でも青々としています。
これらの種類は関東より南の地域では育てる事が難しいので、日本芝を選択される事が多いです。

西洋芝は日本芝より比較的頑丈に育つ物が多いので、運動場やゴルフ場に使用される事が多いです。
また、比較的乾燥に強い性質もあるので水遣りの手間も省けます。