日本の気候は基本的に高温多湿で、日本に自生している芝はこの環境に適応しているので比較的管理がしやすいとされています。
冬は休眠期に入ってしまうので茶色く枯れてしまうのが特徴で、春になると共に再び緑色に戻ることから四季を感じさせる植物としてお庭に植えられる方も多いです。
寒さには弱く、北海道では生育が悪い事から注意が必要です。
ここでは日本に自生している芝についてご紹介したいと思います。
野芝は、乾燥や踏み付け、病気や害虫による被害にも比較的強く、また寒さにも強いので東北から九州までの広い範囲で自生が確認されています。
成長が遅く、比較的お手入れがしやすいものですが、葉はあまり密生しないので洗い感じを受けます。
高麗芝は日本芝としては最もポピュラーな種類の芝生です。
東北以南の各地域で自生しており、日本の風土に適した性質を持っており、密生する性質があるので芝生も美しく仕上がります。
姫高麗芝は、高麗芝の中でも更に葉が細いものを指します。
成長が比較的早い品種ですので刈り取りは頻繁に行わなければならず、管理が難しいものですがうまく管理できればとても美しい芝生が出来上がりますので、人気が高い芝です。